SDGs目標5「ジェンダーの平等を考える」
2024-07-09
7月8日(月)に、水戸女子高等学校(鈴木康之校長)でSDGs目標5「ジェンダーの平等」を中心に社会生活・家庭生活の心構えについて話し合いました。
最初に、ジェンダーの差別を感じたことがあるかどうかを各自に考えてもらい、問題として扱うことの大切さを伝えました。次に、JICA(独立行政法人 国際協力機構)の資料を用いて国外の実態について説明し、自分事として考えることの大切さについて確認しました。
その後、今回のゲスト(水戸市見和にある「憧れ 花のアトリエ」代表)池田誠子様に、花屋を経営していて感じるジェンダーの問題について実体験を元に10分間の話をしていただきました。日本とドイツの習慣の違いや男女の平等感、花屋を経営する人のほとんどが男性であることの違和感、花屋の仕事内容とジェンダーの関係などについてわかりやすく話していただきました。生徒も、同性である経営者の話を熱心に聞いていました。また、家庭における母親の在り方にも触れ、家庭生活と職業生活の関連性についても提案していただきました。後半は、生徒がお互いの考えについて協議し、ジェンダーの平等について探究することができました。池田様から、「高校生はこんなに熱心に話し合えるのですね」と尋ねられたので、水戸女子高校の生徒の学習習慣が優れていることを説明しました。鈴木校長先生も話し合いに参加していただき、ご自身の生活や経験を話されていました。とても和やかに、学習課題に沿った探究の時間になりました。
池田様、鈴木校長先生、ご協力ありがとうございました。