アスベスト除去工事・処理事業
アスベストは耐久性、耐熱性、耐薬品性、電気絶縁性などの特性に非常に優れ安価であるため、日本では「奇跡の鉱物」などと珍重され、建設資材、電気製品、自動車、家庭用品等、様々な用途に広く使用されてきました。
1970年代以降の高度成長期にビルの断熱保熱を目的などにアスベストが大量に消費されていたため、寿命による立て替え時期が本格的に始まり、新たなアスベストによる被害が生まれてしまうのではないかと懸念されています。
そのため、きっちりとした除去対策を考えることが必要です。株式会社エヌジェーピーでは、該当箇所のアスベスト含有量の分析から、各種書類の届出、除去工事の施工まで一貫して行うことにより、工事を潤滑に進めます。
工事の流れ
工事実績
◆ 養生
除去する部分以外を厚いビニールシートで覆い、アスベスト粉じんの付着を防止します。
◆ 除去作業
常に特殊な液体を散布し、余計な粉じんの飛散を抑制します。
工事名 | 工種 | 工期 |
土浦第三高校管理棟・普通教室棟解体工事 | 石綿除去法(WJ工法) | 平成26年1月 |
国補公共下水道桜川第一ポンプ場アスベスト除去工事 | 吹付石綿除去 | 平成25年12月 |
東海村中丸小学校煙突カポスタック除去工事 | 煙突カポスタック除去 | 平成25年3月 |
日立化成SK配管撤去工事 | グローブバック工法 | 平成25年9月 |
東部大建工業焼却施設除染撤去工事 | ダイオキシン対策 | 平成25年3月 |
主要機材
エアシャワー
作業現場にて防護服等に付着したアスベスト粉じんを毎秒/25m以上の風で吹き飛ばしHEPAフィルターにてろ過します。
負圧除塵装置
作業現場内に設置し、浮遊しているアスベスト粉じんをHEPAフィルターにて取り除き作業現場の外に排気します。
エアレススプレーヤー
アスベスト粉じんの飛散抑制剤・固化剤等を霧状に噴射します。
マイクロマノメーター
負圧除塵装置が正常に作動しているかのチェックを行います。