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FOR COEXISTENCE OF
PEOPLE AND NATURE
― 自然を愛し、自然と共に

たぶん日本でただ一つ・・紅菊芋を栽培する中学校

2024-06-06
 6月6日(木)の午後、大子町立南中学校(飯村高志校長)でSDGsの授業を提供しました。ゲストティーチャーは(株)奥久慈ファームの藤田会長です。大子町にある6つの小学校で紅菊芋の栽培を始めましたが、中学校はこの南中学校だけです。授業で植物の栽培を取り扱う小学校ならば実施しやすいかもしれませんが、中学校では珍しいと思います。しかも、紅菊芋を栽培している中学校は、日本でただ一つではないでしょうか。この中学校は、今年度一年間で閉校することが決まっています。それを聞いた藤田会長は、自分の生き方について説明するとともに、健康の大切さや未来を担う生徒たちにたくましく生きて欲しいとエールを贈っていました。整地された畑に、生徒一人一人が思いを込めて植えた紅菊芋。「うまく生産できたら東京のレストランに売りましょう」と話すと、歓声も上がりました。社会貢献活動サークル会員の力をお借りして、実現させてあげたいと思います。
 弊社が本業の仕事でもお世話になっている大子町では、町を代表とする生産物のこんにゃくもお茶も、世界が認める品質の大子那須楮や大子漆も、生産者が減少しています。このような体験を通して地域の良さを理解し、地域で生きる道を創造する人財を、一人でも多く育てたいと思います。藤田会長は、大子町を代表する6次産業のパイオニアです。これからも未来を創る人財を育成するために、ご協力いただきたいと思います。(もちろん、(株)奥久慈ファームと(株)エヌジェーピーの名前は覚えていてほしいです)
 飯村校長先生をはじめ南中学校の職員の皆様、ご協力ありがとうございました。そして、藤田 健会長には、一日ご協力いただき深く感謝申し上げます。<塚田>
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