本文へ移動
FOR COEXISTENCE OF
PEOPLE AND NATURE
― 自然を愛し、自然と共に

昔ながらの田植えの風景が消えた

2024-05-05
 ゴールデンウィークは田植えのシーズンでもあります。茨城県の県北地域(大子町、常陸大宮市、常陸太田市)でも、あちこちで田植えをしていました。写真は、大子町立依上小学校の学校田での田植えの様子です。近隣の高齢者などが集まり、子供たちに田植えの手ほどきをしています。とても微笑ましい光景です。
 今年の連休中に、ある光景を探しました。それは、三世代で田植えをする様子です。機械化が進み、保護者が子供たちに手伝いをさせなくなってしまったせいか、ほのぼのとした光景を見ることができなくなりました。栃木県の那珂川町や那須町などにも足を伸ばしましたが、三世代での田植えの光景を見ることができませんでした。皆さんの住んでいる地域ではいかがですか? 子供たちに米作りのおもしろさや大切さ、労働の大変さや尊さを体験させる機会が学校だけになってしまっては、後継者は育ちません。食糧の自給率が低い日本にとっては、大きな問題です。<塚田>
TOPへ戻る