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FOR COEXISTENCE OF
PEOPLE AND NATURE
― 自然を愛し、自然と共に

2005年のフィンランドでは・・

2024-04-10
 写真は、2005年のフィンランド(ヘルシンキ)です。小学生が水鳥の生態について学習していますが、一人一人が調べて分かったことを発表し合い、地図上にその生態をまとめる授業でした。自分で分かったことを能動的に発表する姿は頼もしく、考えを探究できる授業でした。日本では、「学び合い」や「アクティブ・ラーニング」という言葉が一般化しました。学校では、一方的に教える教育ではなく協働して学び合う教育に転換しています。(しかしそれは近年に始まったことではなく、下館市(現筑西市)や結城市には昭和時代から「教えない、学び取らせる」という教育を実践している学校も多々ありました)また、ドイツと同様に実務的な教育が進んでおり、会社そのものの環境で学習し2人一組で家庭の電気配線を完成させるなど、卒業してそのまま職に就くことのできるような授業を行っていました。そのほか、体育のダンスの授業でも生き生きと学び合いを行っていたり、プロの音楽家を講師で招いて本物同様のスタジオで授業を行ったり(優秀な生徒はスカウトされることもあるそうです)、普通科なのにレストラン同様の厨房があり学生に提供する食事を作っていたり、日本の教育の遅れを見せつけられた調査になりました。日本の教育はまだまだ遅れています。この実情を踏まえ、学校と社会をつなぐ「キャリア教育」を弊社から提供しています。<塚田>
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