SDGsでどんな探究ができるかな? 城里町立桂中学校
2025-02-06
2月5日(水)に、城里町立桂中学校(柳橋輝広 校長)の2年生で、3年生の総合的な学習の時間の課題を考えることを目的として、「SDGsを理解し持続可能な町にするために自分にできることを考えよう」というテーマで学習を提供しました。今回は2時間続きの授業だったので、城里町の退職校長会の方にもご協力をいただき、愛知県の加山興業株式会社提供のSDGsカルタを用いた活動を取り入れました。
最初に、株式会社エヌジェーピーの仕事について説明し、その上で仕事の内容がSDGsの17の目標のどれに合っているかを考えてもらいました。このような活動から、仕事の内容を理解するとともにどんな観点で社会に貢献しているか考えることの大切さを理解させたいと思いました。また、自分の希望する進路を具体的に考えるときや会社を選ぶときに、SDGsの視点で判断することも有意義なことも学習できたと思います。
次に、過去に桂中学校で行っていたMDSsの教育と現在のSDGsの17つの目標との関連について解説した上で、SDGsカルタで遊びました。今回は、退職校長会の皆さんが読み手でお手伝いいただいたので、スムーズに進行できました。(カルタ取りをしながらSDGsの内容と推進する視点をまなぶことができるので、企業でも社員研修を行うために活用できると思います。必要な方は、愛知県の加山興業株式会社にお問い合わせください。)カルタ取りが終わったら、その中から個々が関心をもったSDGsの内容をメモして、自分にとっての課題を絞りました。今回は時間をかけてカルタ取りの活動を2回行ったので、1回目と違う種類のカルタを手にして課題意識を広げた生徒も多かったと思います。
最後に、城里町内の小中学校で提供したSDGsでキャリア形成をする授業を紹介し、小学生がどんな内容をどれぐらい学習し、どのような活動をしているかを解説しました。令和7年度、3年生になって展開する総合的な学習の時間の課題の探究になれば幸いです。そして、このような授業を通して子供たちが社会の問題に目を向け、それを課題として解決に向けた学びや活動を展開してくれることを祈っています。柳橋校長先生をはじめ、第2学年のスタッフの皆様、退職校長会の皆様、お世話になりました。<塚田>
SDGsカルタの有効な活用については、後日発信させていただきます。
