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― 自然を愛し、自然と共に

世界初! 水素エネルギーを工場で利活用(その2)

2023-05-22
 水素エネルギーの利活用については、福島県浪江町の実証実験について視察しましたが、まだ一般家庭での活用までは至っていないという現状でした。パナソニックの草津拠点工場では、工場の屋根の広さと同じ敷地に建設した太陽光パネルによる発電と、純水素型燃料電池98機を用いた発電により、会社のほとんどの電力を賄っています。純水素型燃料電池の価格は、1機あたり2000万円程度と改良の成果があがっているようです。実際に購入している企業や自治体もあるようですが、パナソニックの考える高性能で安全な電源の安定供給が実現するまでは、サプライチェーンと連携して、さらにニーズを増やすことが求められるそうです。持続可能なエネルギー開発に向けて国が多くの予算をつけている水素事業について、国民の関心を高めるとともに(児童生徒に周知するために)教育に生かす必要があると感じました。
 河村課長様、丁寧にご対応いただきありがとうございました。
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