AI・人工知能、ロボット産業の今
2026-04-17
4月16日(木)に、東京ビッグサイトで開催されている『AI・人工知能EXPO』に調査に行ってきました。今回は、AIの活用がどの程度進んでいるかを確認することと生成AIやロボットの利活用の方向性を探ること、企業における量子分野の技術革新の実態を確認することが目的でした。また、弊社と社会貢献活動サークル(P.A.C)が行っている社会貢献事業で、学校や大学、企業に向けての授業や講演の資料を収集することにもつなげています。
最も多かったのは、AIを活用したデータの分析や書類作成、設計図等の作成など、人間が行ってきた作業の効率化(正確性と迅速性)を図る提案でした。さらに、AIを有効に活用する人財を育成するブースも目立ちました。確かに、事務職や会計職、場所によっては受付対応や情報管理などの仕事も代替えできます。どのメーカーも大きな違いはありませんでしたが、一部に「予測」や「判断と最適化」を売りにしている企業がありお話をうかがいました。また、働き方改革につなげるために、例えば各ポジションでの仕事をサポートする「課長AI」などの展示もありました。もちろん、乗用車やトラックなどの大型車、作業用特殊車両などの自動運転につなげる研究も見られましたが、アメリカやヨーロッパに比べて、大きく遅れをとっている気がしてなりません。
ロボットでは、ヒューマノイドや作業用ロボットのブースも多く、さまざまな体験ができました。ロボットについては、動きがスムーズになり、より人間や動物に近い動きになっているメーカーもありました。ロボット犬については、耐久性や機敏性、環境の変化への適応性など、著しく進化している様子を見ることができました。「あれなら救助犬として使える」と話す人もいましたが、同感です。危険な救助や捜索を犬にさせるよりも、安全で効率よく救助できると思います。もちろん、熊対策にも使えそうです。ただし、価格は高価です。
もう一つ、関心をもって調査したのは「量子」の活用です。7枚目から9枚目までの写真は、量子コンピュータの利活用に関する研究展示や企業での活用に関するプレゼンの様子です。莫大なデータ処理を超短時間で行うためには、どのような考え方でどのように活用するか解説を聴いてきました。すでに実用化している大企業のあるそうですが、量子を用いたデータ処理(莫大なデータの処理とそれに基づく最適化への回答など)やロボット等の瞬時の判断には必要な研究です。3月26日(木)の茨城新聞の1面に、量子科学技術研究開発機構が「核融合加熱実験」を年内に実施するという記事が掲載されました。
このように、AI・人工知能やロボット、量子コンピュータを活用する際には、大きな電力が必要になります。大きなエネルギーを生み出す発電システムの構築が重要課題となっています。今後、原子力発電とは異なる安全な核融合や水素発電の実用化が必要になります。エネルギー開発に興味関心をもつ人財を増やすためにも、各学校段階におけるSDGsやキャリア教育を充実させてほしいと思います。












