ワクワクする! 茨城県立IT未来高等学校
2025-06-25
写真は。茨城県立IT未来高等学校(辻 武伺校長)の様子です。茨城県内では唯一のIT科として、創立3年目を迎えました。つまり、この高等学校ができてから初めての卒業生を出します。どんな進路に向かうのか、とても興味がありました。
この高等学校に行くために辻校長先生と連絡を取ろうと電話をしたところ、事務の方が取り次いでくださいました。その対応がとても明るく清々しかったので、最初に校長先生にお願いしました。「女性の事務の方の電話対応が、明るく丁寧でとても気持ちよい受け答えでした。ぜひ、お褒めください。」と。そんな好印象で訪問したIT未来高校は、玄関はもちろん廊下も窓ガラスも、中庭も、教室も、掃除が行き届いており、先進的な学習を繊細に行う環境が整っています。購買部がない代わりに、スーパーの無人販売コーナーが設置されていましたが、これまでに会計が合わなかったことはないそうです。このことからも、生徒の質の高さを感じました。(今月は、茨城県立海洋高等学校、茨城県立水戸農業高等学校に続いて3校目の訪問ですが、いずれの高校でも生徒のあいさつが良く、気持ちよく参観させていただきました。)校長先生と教頭先生から学校の概要を説明していただいたり質問させていただいたりした後に、校内を案内していただきました。
笠間市と言えば菊祭りを盛大に行っていますが、この高校では菊の栽培をITで管理するシステムを開発しているそうです。ちょうど先生方が菊の苗を準備していました。地域の要望にITで応えるべく、実務的なプログラムを開発しています。実社会でIOT活用能力を高めるために、身近な題材を生かして学習に取り組んでいます。授業の様子は写真のとおりで、一人一人が自分の課題と向き合い、熱心に学習していました。プログラミングはもちろん、国語科や社会科などでも、興味のあるテーマで学習しており、生徒からも「授業が楽しい」という話を聞くことができました。高校では珍しく教室の掲示にも工夫があり、生徒の進路意識を高める構成になっていました。文化祭などのポスターも自主的に製作し、校内でコンクールも行っているそうです。
「こんな高校に通いたい。」・・今月訪問した3つの県立高校では、同様の感想をもちました。もう一つ、とても大切なお知らせがあるので別にアップします。<塚田>
