本文へ移動
FOR COEXISTENCE OF
PEOPLE AND NATURE
― 自然を愛し、自然と共に

研修熱のある先生方+学校を変えたい校長先生=子どもの幸せ

2025-06-10
 6月9日(月)にひたちなか市立佐野中学校(吉田行博校長)で、キャリア教育の講演を行いました。研修テーマを「特別活動を中核とするキャリア教育」として、特別活動の内容とキャリア教育の関係、(一般社会人の研修にも通じる)キャリア教育の生かし方、キャリア・パスポートの活用について話をさせていただきました。
 修学旅行直後で総合体育大会直前の校内研修でしたが、先生方は課題意識をもって聴講してくださいました。それは、研修中の頷きやメモをとる姿勢や時間を過ぎてでも質問をしてくださったことに表れています。生徒の進路や将来の生活について、真剣に考えていらっしゃる先生方であることがよくわかりました。また、吉田校長先生は、前任校でも校内研修にお呼びいただき、教育に対する情熱と児童生徒によりよき体験・経験をさせたいという思いをうかがいました。佐野中学校でも、伝統を重んじると共に社会の変革に対応できる教育を展開したいと考えていらっしゃいます。研修に熱心に取り組む職員と、職員をサポートしよりよく変えようとする校長先生のいらっしゃるこの中学校は、子どもが明るい未来を創造できるような教育を展開していると思いました。
 講演では、「特別活動の特質を踏まえた評価基準の設定」に時間をかけました。先生方に佐野中学校の生徒の課題を話し合っていただいたうえで、目指す生徒像に示されている「理想をもっている」「(耕し続ける)根気がある」が達成できているかどうか問いかけました。そして、それを実現することが特別活動やキャリア教育の実践でもあることを説明しました。どの学校や企業でも社訓や目標があると思います。弊社は環境に関する会社なので、「自然を愛し 自然と共に・・・」という目指す社会の実現に向けて仕事をしています。組織に属する職員全員の目指す方向性(ベクトル)が同じになっていれば、大きな力を発揮します。吉田校長先生が特に力を入れていらっしゃる「体験学習と表現の充実」と「進路指導を核に据えたキャリア教育の推進」は、2人の教頭先生と教務主任の先生の協働体制を見ても成果を上げると確信しました。「佐野中学校 Well-Being」が達成できるように弊社も協力したいと思います。<塚田>
TOPへ戻る